女性社会でのサバイバル術

CA、GS合格請負人の上野博美です。
今年、見事にエアラインへの合格を果たされた方も多いと思います。
本当におめでとうございます。
しかし、入社が間近になってくると、心配なこともあると思います。
そのうちの1つが、「人間関係」。
「女性社会って怖いのではないか」
「先輩にいじめられるのではないか」と不安に思っている方も
多いかもしれません。
大丈夫です。
私、ちゃんと生きてきましたから(笑)
その術をお教えします。
「女性社会でのサバイバル術」
客室乗務員やグランドスタッフの世界は女性ばかりで大変ですね、
と良く言われます
しかし、客室乗務員やグランドスタッフの中には
「男性より男前(褒め言葉です)らしい人」もたくさんいて
また、いろんなタイプの人がいらして、とても楽しく、
勉強になりました(本当です 魅力的な方が多かったです)
もちろん、素晴らしい人もいれば、そうでない人もいました
しかし、接客業である以上「人の好き嫌い」はしてはいけないのです
先輩方でさえ、「お客様だと思って」合わせていくべきだと、
私は思っていました
避けていると、仕事に支障が出ます
同じフライトになったら、いざという時にお互い
最大のチームワークを発揮して、緊急脱出を
成功させなければいけません
また、
「どんなお客様にも合わせる事ができるのが、接客のプロ」
だと思います。
一人一人のお客様のご要望、好みはそれぞれ違います。
その一人一人のお客様に合ったサービスをして初めてお客様は
満足されます。
その手前で、お客様の好き嫌いをしていては、接客のプロなんて、なれるはずもありません。
接客のプロとは、人間応対のプロだと、私は思っています。
それでも、新人の頃は、そんなこともわからず、「苦手なタイプ」の先輩に
どう接したらいいんだろうと思って悩んだこともあります・
しかし、ある時、「このお客様、○○さん(苦手な先輩)にタイプが似てる」と思い、
「じゃあ、先輩で練習すればいいんだ」
と思って、考えを変えました。
苦手な先輩への対応の仕方をマスターすれば、同じタイプのお客様にも「使える」と言う考え方に、変えたのです。
先輩で失敗しても、怒られる位でいいけど、
お客様で失敗したら申し訳ない、と思い、
「先輩は練習台」と思って、日々先輩方と接してきました。
おかげさまで苦手な先輩はいなくなり、お客様にも苦手意識を持つことがなくなりました。
これは、接客業だから、ここまでやる必要があるのでしょう。
接客スキルを磨く必要がない人は、ここまでやらなくていいと
思います。
仕事上の別の必要とされるスキルを磨く時間にあてるべきでしょう。
「人と接することが好き」と言って、客室乗務員やグランドスタッフに
なった人も多いと思います。
そうであれば、たとえ先輩でも、自分が苦手な人からも逃げずに、
対応できるスキルを磨いてほしいです。
その時に身につけたスキルは今でも私は活かせていますよ😄💕
内定された方、すでに現役の方にも、参考にして
頂ければ、嬉しいです。
「先輩は練習台」です。
CA、GS合格請負人
上野 博美

1996年に未来塾を設立。CA,GS合格請負人。エアラインスクール未来塾代表。元日本エアシステム(現在日本航空)客室乗務員として 約7年間のフライト後、エアラインスクール講師を経て、 1996年にエアラインスクール未来塾を開校。エアラインスクール講師歴26年目を迎える。
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