こんな人が合格します①

CA, GS合格請負人の上野博美です。
「客室乗務員の試験って難しいと聞くけど、
実際にはどんな人が合格しているの?」
そう思っている方は多くいらっしゃるでしょう。
客室乗務員合格には、
1 書類選考通過
2 テストセンターでの点数
3 面接やグループデイスカッションの通過
4 健康診断の通過
全てが求められます。
特に、3 の面接やグループデイスカッションは
2回、または3回実施して、じっくりと受験生を
みる、という会社がほとんどです。
そこで、今日は「面接」において評価される人の
パターンをお伝えします。
「こんな人が、合格します」①
「話がわかりやすい人」
です。
話がわかりやすい人は、
コミュニケーションスキルが高い人
ですから、
「コミュニケーションスキルが高い人」
とも言えます。
では、面接におけるコミュニケーションスキルが高い人って
どんな人なのでしょうか?
1 面接官の質問のニーズに沿って答える
2 具体的に話す
3 簡潔に話す
ことです。
実際にはかなり難しいことではありますが、どうしたら
コミュニケーションスキルが身につくのか、お伝えします。
コミュニケーションスキルを、手取り早く身につける方法
「どんな質問にも、結論から先に言う」
「数字、固有名詞を使う」
「結論→根拠→まとめの順番で話す」
です。
次で、詳しく説明します。
「どんな質問にも、結論から先に言う」
例えば、
「なぜ弊社を希望したのですか?」
という質問に
「はい、私は以前から御社に大変関心を持っていました。
それはインターンシップに参加させていただき、
社員の方々に大変よくしていただいたからです。
このような方々とぜひ一緒に働きたいと思いました」
と答える、Aさん。
「はい、御社の「他者を思いやる人」という言葉を実践したく、
御社を希望しています。
私が、御社のインターンシップに参加した際、何も
わからない私に対して、優しく、一から丁寧に説明を
してくださいました。また、就職相談に乗っていただいた際にも、
ご自分の経験も交え、私の立場で話をしてくださいました。
このような方が働く会社ってどんな会社だろう、と思って
御社について調べたところ、御社の求める人材像のところに
「他者を思いやる人」
と書いてあり、ますます興味を持ちました。
私は御社入社後は、営業部で働きたいと考えています。
それは、御社の理念である「他者を思いやる」気持ちを
持って営業先に伺うことで、営業先の方々の立場で考え、
行動し、それが双方の利益につながる、大変難しいことに
挑戦したいからです。
御社に入社後は、部活動で培った根性を生かし、
営業先の方々から大事な存在だと
思っていただけるよう、まずは商品知識の習得につとめ、
先輩方から学び続け、営業のプロを目指します」
というBさん。
どちらがわかりやすいですか?
さらに、この文章は、
3の「結論→根拠→まとめの順番で話す」
も備えています。
数字は?
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは数字はありませんが、
「求める人材像」の文章を具体的に紹介しています。
2 数字、固有名詞を使う
例
「私のセールスポイントは、何事も最後まで諦めないことと、
吸収力があることです。
私は中学ではバスケットボール、(固有名詞)
高校では陸上部(固有名詞)、大学ではレストランスタッフの
アルバイトを続けてきました。
1年365にちのうち、330日(数字)の練習に加え、
怪我や、後輩指導など、大変なことはたくさんありましたが、
そのお陰で何事も諦めない考え方が身についたと思います。
また、アルバイトでは店長が大変厳しく、教えてもらったことは
その日のうちに覚えておかないといけなかったため、
ノートと復習を繰り返した結果、吸収力は上がったと
思っています」
のように、数字、固有名詞を使えます。
あなたはどのように話をしていますか?
上記の例文は、私の勝手なアドリブですが、
わかりやすいと感じていただけたら、ぜひあなたも
このような話し方をしてみてください。
最初は難しいけど、トレーニングで上達する
私ども生徒さんたちも、最初からこれができたわけではありません。
準備して、フィードバックを受けるトレーニングを繰り返し、
だんだんと上手になっていきました。
誰でもトレーニング次第で上手くなると、私は思っています。
まとめ
合格するために必要なことは、
「わかりやすく話せるコミュニケーションスキルが必要」
そのためには、
「どんな質問にも、結論から先に言う」
「数字、固有名詞を使う」
「結論→根拠→まとめの順番で話す」
です。
ぜひ参考になさってくださいね。
最後に
「面接上手になりたい!」
「面接で役立つコミュニケーションスキルを
身につけたい」
そう思っている方に、
を開催します。
興味がある方は、こちらをご覧ください。
CA,GS合格請負人
上野 博美

1996年に未来塾を設立。CA,GS合格請負人。エアラインスクール未来塾代表。元日本エアシステム(現在日本航空)客室乗務員として 約7年間のフライト後、エアラインスクール講師を経て、 1996年にエアラインスクール未来塾を開校。エアラインスクール講師歴26年目を迎える。