JALとANAの違いについて

JALとANAの違いについて
エアラインスクール未来塾の上野博美です。
4年ぶりの、JAL、ANA両社新卒採用を間近にして、
企業研究や志望動機などで悩んでいる人も多い時期だと思います。
そして、昔からよく聞かれる、「JALとANAの違いについて」という
テーマで検索している人も多いかもしれませんね。
最近流行のchat GPTで検索をしてみたら、こんなのが出てきましたので、
それもご紹介します。
chat GPTに「JALとANAの違い」を聞いてみた
以下5つのポイントについて、AIは答えてくれました。
JAL(日本航空)とANA(全日本空輸)は、日本を代表する航空会社であり、多くの点で類似していますが、いくつかの違いがあります。以下にその違いを示します。
- 経営構造の違い:JALは国営企業であったが、2002年に民営化され、現在は株式会社として運営されています。一方、ANAは一度も国営化されたことがなく、常に株式会社として運営されています。
- ネットワークの違い:JALは、アジアやヨーロッパを中心に、世界中の主要都市に就航しています。一方、ANAは、アジアや北米を中心に、世界中の主要都市に就航しています。
- サービスの違い:どちらの航空会社も高いサービス水準を提供していますが、JALは和食に力を入れており、機内食やラウンジでの飲食サービスにおいて、日本文化を重視しています。一方、ANAは、機内エンターテインメントや機内Wi-Fiなどの最新テクノロジーを導入し、乗客に快適な空の旅を提供しています。
- アライアンスの違い:JALは、ワンワールドアライアンスに加盟しており、世界各地の航空会社と提携しています。一方、ANAは、スターアライアンスに加盟しており、世界中の主要航空会社と提携しています。
- コスト構造の違い:JALは、ビジネスクラスやファーストクラスのサービスが充実しており、プレミアムな旅行者向けのサービスを提供しています。一方、ANAは、エコノミークラスに特化したサービスを提供しており、低価格航空会社のようなコスト構造を持っています。
(出典 chat GPTより)
chat GPTの回答を読んで
皆さんはどう思われましたか?
確かに1、2、4は正しいと思いますが、
3、5については、ちょっと疑問です。
それでも、これだけのものをあっという間に文章化できるchat GPTは
すごいな、と思います。
使い方次第では、あなたにとってとても便利なツールになります。
ただ、これで「納得した人」は案外少ないのではないでしょうか?
つまり、
「あなたが知りたいことは、そんなことじゃない」
と思った人が多かったのではないでしょうか?
JALとANAの違い、で知りたいこと
おそらく、ほとんどの人がJALとANAの違いで知りたいこととは、
次のようなことではないか、と思いました。
1 JALとANAのサービスポリシーの違い
2 JALとANAの根本的経営方針の違い
3 JALとANAで働く客室乗務員たちのタイプの違い
4 JALとANAで働く客室乗務員たちのそれぞれの感想
5 JALとANAの違いを一言で言うと?
私が言える「JALとANAの違い」
1 大きな事故と破綻を経験したJAL
国際線就航までに大変な苦労と努力をしたANA
2 JALに追いつき追い越せを目標としてきたANA
規模でANAに追い抜かれたJAL
3 コロナ復活が早かったJAL
規模が大きかったゆえにコロナ復活が遅れたANA
だと思っています。
客室乗務員の人たちのアービスの違いや、
働いている感想などは、かなり個人差があり、
また感じるお客様にも感じ方があるので、それは
あなたがどう感じたのか、をまとめておくといいのではないか、と
思います。
最後に
この2社は、今や日本を代表するエアラインであり、
実は似ている点もありますし、目指している方向性は
ほぼ同じです。
だからこそ、その違いを見つけたいと思うのでしょうが、
(実際に面接でも聞かれていますが)最終的には、
「あなたの主観」でお話しするといいと思います。
その「主観」を裏付けしてくれる根拠を求めるために、
企業研究をするといいと思います。
あなたの判断、あなたの考えに自信を持ってくださいね、
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上野 博美
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エアラインスクール未来塾
上野 博美

1996年に未来塾を設立。CA,GS合格請負人。エアラインスクール未来塾代表。元日本エアシステム(現在日本航空)客室乗務員として 約7年間のフライト後、エアラインスクール講師を経て、 1996年にエアラインスクール未来塾を開校。エアラインスクール講師歴26年目を迎える。
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