今だからこそ、ぜひあなたに考えて欲しいこと

CA, GS合格請負人の上野博美です。

「中断」

と言う言葉が、今年のエアライン受験では

流行語大賞になりそうな勢いです。(笑い事ではありませんが)

元々は、ANAが最初に「中断」と言う言葉を使いました。

そこから、各航空会社が使い始めました。

ANAグループ

JALグループ

スカイマーク

JAC

JTA

AIRDO

と次々に中断しました。

ソラシドエア

FDA

は、試験延期の状態です。

「中止ではなく、中断」

と言うところに、意味があります。

中断は再開があると、期待が持てると思うからです。

 

実際に、各航空会社も状況が今後どうなるのかが

わからない、コロナと言う、人類が初めて直面する

ウイルスとの戦いですから、予想のしようがない、と

言うところだと思います。

実は忙しいエアラインもある

ただ、先日採用試験が実施された、オリエンタルエアブリッジの

卒業生に聞くと、

「減便はありますが、ほぼ毎日のようにフライトしています!」

という返事が返ってきました。

やはり、採用をするところは、減便の影響が少ないのだと

思いました。

私は以前より、「国内線主体の会社が復活が早い」

と言い続けてきましたし、

電子書籍

WITHコロナ時代のエアライン受験

にも、そう書きました。

このような状態の中、昨日はあなたが今何をやるべきか、を

書きましたが、今日はその前に、あなたにぜひ考えて欲しいことが

あります。

今だからこそ、あなたにぜひ考えてみて欲しいこと

 

「あなたは、なぜCAになりたいと思ったのですか」

 

これこそが、自分を見失わないための質問です。

今、一番いけないのは、「自分を見失うこと」です。

周りの人に言われ、

不安をどんどんあおられ、

あなた自身もどんどん不安になっていく。

そうして、

「CAにならなかったら、絶対に後悔する」と思っていたのに、

それを見失っていませんか?

それが一番心配です。

あなたは、

「お客様の役に立ちたい」

「お客様の喜ぶ顔を見たい」

「お客様のために、一生懸命できることをやりたい」

「責任ある仕事だからこそ、やりたい」

など、いろんな理由で、CAになりたいと思ったのではないでしょうか?

それを思い出して欲しいのです。

そして、思い出してみて、もし

「ああ、私はあんまり本気でCAになりたいと

思っていなかったな」

と思った方は、別の方向に進んでいけばいいのです。

CAになるだけが人生ではありません。

それは、本当にそう思います。

いろんな生き方があります。

あなたが、しっかりと選んでいけばそれでいいのです。

 

ただ、私をはじめ、卒業生はみんな

「客室乗務員になってよかった」

と思っています。

苦労して客室乗務員になった方もいらっしゃいます。

だからこそ、この仕事の大変さと面白さの両方を味わい、

それでも「毎日この仕事に就いてよかったと思っています」

といった、ANA現役の卒業生もいます。

このブログを読んで、

「そう、私はやっぱりどうしてもCAになりたいんだ」

と思った方は、

早速、今やるべきことをぜひやってください。

試験が再開されたら、競争率は激化します。

間違いなく、激化します。

だからこそ、その激しい競争率を勝ち抜くために今

やるべきことをやってください。

そして、

「本気でCAになりたい人が、なればいいのです」

中途半端な気持ちでCAになられたら、

緊急事態の時に、お客様は怖くて仕方がありません。

「中断」が続くからこそ、ここでもう一度

あなたの「本気度」を確かめてみてください。

そして、決して再開直後にドタバタと慌てて

準備して、間に合わない、などとならないようにしてくださいね。

CA,GS合格請負人

上野 博美