失敗したくない若者たち

こんばんは!

CA,GS合格請負人の上野博美です。

 

本日入社された皆様、入社おめでとうございます!
今が最もやる気に満ち溢れていると思いますが、
その気持ちを決して忘れず、頑張ってほしいと思います。

 

ようやく、春らしい季節になりましたね。

今日は、近くまで桜の開花状況を観に行きましたが、
まだ三分位です・・・
明日から、暖かくなるようなので桜も一気に咲きそうです!

その後、自宅を大きく模様替え・・・
疲れましたが、それでも気持ちも、御部屋もすっきり!
なんだかこれも良い兆候のような気がします。

皆様はどのようなお休みをお過ごしでしょうか?
明日は大学の入学式に、客員教授として出席します。

「失敗したくない若者たち」

私は、25年間ずっと15歳から30歳くらいの年齢の人達と
接してきました。

ただ、接するだけではなく面接対策をするためには、その人の
過去や内面に触れる部分まで知る必要がありました。

研究をしているわけではありませんが、自然とその年代の
人達の様子がわかりましたし、今もわかる環境にいます。

私が講師を始めた時は、生徒さんとの年齢差は15歳位
現在は、親子以上に年齢が離れています。
驚くことはたくさんあります。

先日、大学での面接対策講座では驚くことばかりでした。
皆さん全員とても熱心です。
とても、いい学生さんたちです

ただ、気になることがいくつもありました。

地元に残りたいと言いながら、他の場所に住んだことも、旅行で
行ったこともない 旅行は修学旅行だけ。

就活と婚活はどちらが楽ですか、と言う質問があった。

ニュース、新聞は一切読まず、社会の仕組み、総合職、一般職の違いも良くわからない。
どんな会社、職業に就きたいのか、が良くわからない。

一つの趣味以外は、ほとんど興味があるものがない。
・就職はしなければならないと思っているが(経済的自立のため)
仕事にも、人にも、自分にも冷めている人もいた。

アルバイトをまじめにやっていたり、実習も一生懸命やったり、と
大学で求められていることや、働くことについては一生懸命なのです。
しかし、受け身の姿勢がいつも根底にあります。

さらに、おそらく周りからあまり外に出ることを奨励されていないのか、
地元にいるのが一番楽で、一番いいんだよと言われているのか、
旅行さえいかないため、地元の良さも具体的に言えないし、他の土地の
魅力も知らないのです。

 

知識がなく、経験が足りず、受け身で物事を見つめていると、
彼女たちのように育つんだな、と思いました。

遊びがない

のです。

面接対策講座では、面接でどのように答えるのか、何を答えるのか、と
言うことをお教えしていくのが、本来の目的ですが、このように
「何を答えるか」の部分で、興味を持って頂けない考え方や、生き方を
していると分かった時には、

「変えるために、心に刺さる話をする」

ようにしています。

 

各県に行けば、どこの何がおいしいのか、どこのお店がおいしいのか、
私は分かっているけど、みんなは分かる?

はじめていくお店でも、ちょっと前を通れば、この店があたりかどうか、は
9割でわかるよ。

みんなは、ネットの評価を見ておいしいお店を探すんでしょう?
でも外れることない?
(ほとんど外れる、さくらがいる、と言っていました)

先生はなぜそんなことがわかるんですか?

と聞かれました。

大人の皆さんはおわかりでしょうが、

「経験」

ですよね?

CA時代から、グルメな先輩方に囲まれ、つれていっていただいたお店の
数々。
そこから、何がおいしいのか、自分がどのようなお店が好きなのか、が
分かってきたから、今があるわけです。

または、このようにたくさんお店を知っている人と友達、知り合っていれば、
いろんなお店を紹介して頂けるわけですが、新たな友達も増えていかないのです。
なぜなら、外に出かけていかないから。

勿論、彼女たちも自分たちで失敗を繰り返しながら、やがて
「わかる」ときがくるチャンスがあるのですが、失敗をしたくないと
思っているので、レビューを見るのです。

行動しなければ失敗はないです。
失敗を嫌がるから、行動しないのです。
まじめなのです。

しかし、とても大事なものが欠落していきます。

「人間的魅力」

です。

彼女たちが、この後それに気づいてくれたようです

明日につづく・・・

CA,GS合格請負人

上野 博美

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