新卒受験の際に、気をつけてほしいこと5選

新卒受験の際に、気をつけてほしいこと5選
エアラインスクール未来塾の上野博美です。
「新卒受験の際に、気をつけてほしいこと5選」
最近新卒の方々にレッスンなどを行っていて、気づいたことがありました。
全ての人に該当するわけではありませんが、「新卒の方」
に多い傾向なのではないか、と思い、ブログにまとめようと思いました。
当てはまると思われる点は、是非改善策を参考になさって
いただけたら、と思います。
「新卒受験の際に、気をつけてほしいこと5選」
① 言葉遣い
「主語を省いて、「わー」という。
「それはどうしてですか?」
と聞くと
「わー、⚪︎⚪︎だからです」
というように、主語を言わずに答えてしまう癖がある方が、増えています。
対策
「それは」「これは」など、主語をしっかりと入れてから答えるようにするといいです。
ただ、習慣化している方は、かなり意識しないと気づいていないことが多いので、
早くから意識しておくといいと思います。
「〜のやつ」という。
例えば、
「こないだ買ったやつは」
というように、「もの」を全て「やつ」という癖がついてしまっている人も多いです。
対策
「こないだ買ったもの」
というように、「もの」や「こと」などの言葉に変えるようにしましょう。
これも習慣化している場合、ご自分ではなかなか気づかないようです。
② 一般企業面接と同じようにエアライン面接を考えている
先に一般企業の就職活動があるため、そこで慣れてしまって、
総合職ではなく専門職の客室乗務員面接も、総合職面接と同じだと
考えている人が多いです。
総合職は、入社後配属を決めるため、それぞれの方の適性に「合わせて」
会社が配属を決めます。
つまり入社の時には、適性はいろいろでいいのだけど、人間性や一定の能力が
あれば採用となります。
しかし、専門職である客室乗務員の採用試験では、
「客室乗務員に向いている適性」を
持っていなければ、合格は難しいのです。
なぜなら「客室乗務員という職業に初めは就くから」です。
さらに、客室乗務員の経験がない人を、たった2ヶ月の訓練で一人前にしていく、と
いうことは、適性がなければとても無理なことだとわかると思います。
対策
あなたの客室乗務員としての適性を知ることです。
あなたに客室乗務員としての適性があるのか、について、
ぜひ確認してほしいと思います。
客室乗務員の適性については、こちらに記事がありますので、
参考になさってくださいね。
③ 面接練習のしすぎ
→友人や家族と、面接練習を毎日のようにしている人たちも少なくありません。
ただ、その時には「準備したことを完璧に言えるか」「すごい人だ」と思って
もらえそうか、ということが基準になるようです。
さらに、面接をしてくれる人は、客室乗務員の採用試験について、さらには
その採用基準については全く知らない人だという点にも問題があります。
問題点
1 覚えていることをペラペラ、スラスラと話してしまう。
→覚えているなーとわかったら、あまり良い印象ではありません。
2 アドバイスが的外れになる
→採用基準を知らない人は、一般的なことと主観的(つまり自分がどう思うか)
しか言えません。
対策
1 文章を覚えるよりも、毎回言葉は違っても、自分の思っていることはほぼ
言える、という自分かどうか、を試すと良い
2 エアラインの面接を受ける
→聞かれる質問
面接官の反応
結果
は、会社が違っても、似ています。
この経験を多くしていくことで、客室乗務員の面接がどのような
ものになるのかがわかってきます。
他の受験生たちも、本命の会社の人たちとほぼ同じですから、
そこでしっかりお話ができるのか、を知ることができます。
対策
エアライン受験をするなどして、
本番同様の試験の回数を増やして、身近な人との
面接練習の機会を減らしましょう。
④ マニュアルを参考にする
面接について書かれているものを読んで、それを参考にする、と
いうのが、就職活動の一般的なやり方になってきています。
ただ、面接官の人たちはこのようなマニュアルに目を通しているし、
学生の今の傾向も掴んでいます。
面接官が知りたいのは、あなたの普段の姿です。
そして、その普段のあなたが見える質問や、質問の仕方、深堀をしてきます。
先日のセミナーに参加してくださった学生の方が、セミナー終了後に
質問をされました。
それは
「面接官が聞いてくる質問で多いのはなんですか」
という質問です。
ただ、「この質問をしようと思いましたが、話を聞いていると面接官の方は
全ての質問を決めているのではなく、私が答えたことに対して
質問を変えてくるようですから、
聞いても仕方がありませんね」
と、ご自分で気づいていらっしゃいました。
その通りです。
ただ、「面接官が好きな質問傾向」はあるので、それをお伝えいたしました。
対策
マニュアル通りに面接は行かないので、エントリーシートや、あなたの答えに
対して質問されそうなことを、予想しておくことが大事
⑤ 答えで全て決まると勘違いをしている
面接の授業をしていて、「何を答えればいいのか」を聞かれることはよくあります。
でも、私は「何を答えたいですか」と逆に質問をします。
いじわるではありません。
なぜなら、「面接官はあなたが答えたことだけで、あなたの評価をしないこと」
を知っているからです。
「あなたが答えたこと」で評価されるのは、50%くらいで、
後の50%は、あなたの話し方、表情、前後の話とのバランス、タイミング、
リスポンスの速さ、そこに見える性格、くせ、などが50%くらいです。
つまり「何を言っても、50%くらいの評価」なのです。
それなのに、「何を答えたら合格できるのか」
と、常に考えている人はとても多く、だからこそ「嘘を言ってしまう」
とか「話を作ってしまう」「違う人になりきる」のでしょう。
でも、おそらく90%くらいは、ばれていると思います。
バレれば落ちます。
嘘を言う人と、お客様の前には出せませんから。。。
会社の信用問題になりますから。
対策
あなたが面接の時にどのように見えているのか、を知る。
これは、ベテランの面接担当者か、ベテランのエアライン受験指導の人にしか
多分わからない部分です。
それを知って、弱点補強をしていきましょう。
嘘はつかないこと。
違うと思ったら、ちゃんと謝って言い直しをしましょう。
最後に
新卒の方に多い特徴としてまとめましたが、既卒の方にも
該当するものがあったかもしれません。
思い当たったことは、ぜひ「対策」を参考になさってくださいね。
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上野 博美
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1996年に未来塾を設立。CA,GS合格請負人。エアラインスクール未来塾代表。元日本エアシステム(現在日本航空)客室乗務員として 約7年間のフライト後、エアラインスクール講師を経て、 1996年にエアラインスクール未来塾を開校。エアラインスクール講師歴26年目を迎える。
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